大きな「壁」を乗り越える方法

誰でもね、だんだんと滑れるようになってくると、
「今度はショートターンをマスターしたい!」とか、
「次はカービングターンで滑るぞー!」とか、
「やっぱり最後は、グラトリだぜ~!」という感じに
さらに「もっと上手に滑れるようになりたい!」と思いますよね?

で、そこでぶつかるのが上達を阻む「大きな障害物」
そう、「壁」と言われるものが目の前にドーンと現れちゃって、
あなたのモガキ苦しみが始まるわけです。

明けても暮れてもの「滑り込み」で、
それを乗り越えようとするあなた。
「こんな壁、簡単に乗り越えてやるぜー!
と気合も十分に練習するんですけど、
しかし、なかなか乗り越えられない。

最初は小さく見えていた壁も、
いつの間にか「巨大な壁」となってあなたの上達を遮ってしまうんですよね。

そしてあなたは思います。

「あぁ・・・、もうどうやって滑っていいか全然わからないよっ。」
と。

はい、私もそんな経験がいっぱいあります。(笑)

ということで、
今回の動画レッスンは、
「巨大な壁を乗り越える方法」
をお届けしようと思います。

案外、こんな「スノボードの基本」に、
「壁を乗り越えるヒント」が隠れていたりしちゃうんですよね~。

あなたも、そんな経験がありませんか?(笑)



「自分にピッタリ合ったスタンスはどっち?」




「スノボ初心者にオススメのバインディングのアングル(角度)とは?」




「バインディングの幅って、何センチにすれば滑りやすいですか?」



  


2015年03月11日 Posted by おやじインストラクター at 21:27Comments(0)スタンス

セッティングだけで滑りが変わる



今日は、意外と忘れがちになっている
「バインディングのセッティング」について熱く語りたいと思います!

まず。
自分のスタンスがどっちなのか分からない人がいるんですが、
そりゃー上手く滑れませんって。

だって、
自転車に乗る時に「後ろ向きに乗って前に進む」人っていないですよね?
当たり前ですが。

そんな事したら、乗りにくいワケですよ。
って言うか、乗れませんって!!

スノボも一緒で、
自分が滑りやすいスタンスがあるんです。


へっ?
「スタンスって何?」
とは?


まずは、そこからですか!?


スタンスって言うのは、
「レギュラースタンス」「グーフィースタンス」かって事です。
どちらを足を前足にして滑るか?

これにも基本があるんですが、
利き脚がどっちなのかで、必然的に決まっています。

利き脚が「右」の人はレギュラースタンスで、
利き脚が「左」の人はグーフィースタンスです。


たまに、
「わたし、グーフィーが好きだからグーフィースタンスがイイの」
って言う人がいるんですね。

そー言う人には思わず、
「ここはディズニーランドじゃねぇーんだ!」
額の血管を出しながら叫んでしまいますけどっ。


「だってぇー、自分の利き足なんか分かんないモン!」

あーそうですか、そーですか。


確かに、自分の利き足を知らない人も多いので、
見つけ方も教えますよ。

ちょっとイメージして欲しいんですが。

今、目の前にサッカーボールがあると思ってください。
で、それを思いっきり蹴飛ばしてもらいたいんですね。ガツンと一発。

では、行きますよ。

イチ、ニーのサン!

はい。
ボールは遠くに飛んで行きましたか?

「ゴぉぉぉーーール!」って感じに。


ところで。
今、どっちの脚で蹴りました?

「右脚?」それとも「左脚?」

実は、今、ボールを蹴った脚が自分の利き足なんですね!

という事で、
右足で蹴った人は「レギュラースタンス」
左足で蹴った人は「グーフィースタンス」に決定です!


どうです?
今の自分が滑っているスタイルとマッチしていますか?


さらに、ココからが重要です!

バインディングのアングルなんですが、

始めて間もない初心者や、
「上手く滑れない」っていう初中級者の人は必ず、両足斜め前に振れ!です。
そう、同じ方向に角度を付けてください!

言いかえれば、「ダックスタンスは止めろ!」です!!


さて、コレはどうしてなんでしょうか?


前にもちょっと話したんですが、
スノーボードって「横向き」で滑りますよね。
はい、基本無理な姿勢です。

そこに、さらにワを掛けて、
両足をガニ股にするという超ー変な姿勢になったら、
あなたは滑りやすいと思いますか?

さっきの自転車の乗り方に例えれば、
内股にしてペダルを漕ぐみたいな。

そう、漕ぎにくいんです。

だから、スノボも一緒。

最初から「横向きで前に向かって滑る」という無理な姿勢なので、
出来るだけ足だけは「進行方向」に向けるスタイルにした方がですよ。

ターンだって、すぐに出来るようになりますから~。マジで。


では、今回の教訓!


「ダックは北京だけにしろ!」


という事で、また~。  


2012年01月25日 Posted by おやじインストラクター at 15:35Comments(10)スタンス