荷重についての誤解



私も、ここまで滑れるようになるまでは、
数々の悩みや癖を持っていました。

例えば、
「どうしてカービングターンが出来ないんだ?板が必ずズレてしまうぜっ。」とか、
「エッジの切り替えの時にどうしても身体が遅れて、次のターンにスムーズに入れない」とか。

後は、
「可愛い女の子を見るとつい目で追ってしまう」とか、
ニコッと笑顔を向けられると、「おっ。俺に気があるのかな?」と思ってしまう事とかも。(汗)


そんな事はともかく、
私も色んな悩みや癖と闘いながら滑って来たので、
一体どうすれば解決出来るのか?という方法論が段々と見えてきたんですね。


そんな中で、
私がレッスンでアドバイスすることは次の3つの事になっています。


まずは、「姿勢」
そう、ポジションについてです。

とにかく始めから終わりまで、「良い姿勢、良い姿勢」と叫んでいますね。


次は、「重心移動」
別の言葉に変えると「体重移動」

これも、「前、真ん中、後ろ。右、真ん中、左。」と叫んでいます。


そして最後が、「荷重」です。


この3つの事を、繰り返し繰り返し、何度も何度も、朝から晩まで
大声を張り上げてシャウトしながらお伝えしているんですね。

ヘイ、ベイベー!
オッケー、分かったか!
イエ~イ、最高ー!
サンキューーー!!


って感じに。



で、特にこの「荷重」について、
すっごく勘違いしている人が多いんで、
今回はその辺をしっかり教えたいと思います。

いいですか?
では、結論からお伝えしますよ。



「その荷重方法は今すぐ止めろー!!」


おいおい。
ついにこのオッサン、頭がおかしくなったみたいだよ。
なに?「荷重をするな!」だって?
バカじゃないの?



と思うのは、無理のない事かも知ませんが、
私の頭は正常に動いていますよ。

問題。
「あなたが目覚めると家が火事で燃えています。
さて、あなたは最初に何をしますか?」



はい、分かりました!
「ビックリする!」でしゅ!!


正解です。


ねっ。まともでしょ?(笑)



どういう事か説明しましょう。

この「荷重」ですが、
実は多くの人がやっている方法が「加重」なんですね。
そう、「板を踏んで重さを加える」方法。

で、私が言っているのは「荷重」です。
「荷の重さを板に乗せる」方法です。

もっと簡単に言えば、
「板を踏むな!」ってことです。


そんなに一生懸命力を入れて板を踏まなくても、
体重という重さが板の上に乗っていればオッケーなんです。

はい、荷重の「荷の重さ」って「体重」の事です。
その為に、「姿勢・ポジション」が大切になっているんですんね。
そう、全ての体重がまんべんなく板の上に乗っかる為に。


そして、板がズレるというのは、
この荷重方法の間違いから来ている事が多いです。

いいや。そんなに力入れて加重なんてしてないぜ。
でも、板がズレるもん。


という人は、単純に「角付けが弱いだけ」みたいな。


では久しぶりに、
今回のおやじの教訓といきましょいうか。


「荷重と加重の違いを知るべしべし!」


あっ。誤解が無いように言っときますけど、
「加重」を使う事もありますよ。

それは「時」「場合」によって。



さあ、残りシーズンも後わずか。
ガンガン滑っていきましょうー!  


2012年02月29日 Posted by おやじインストラクター at 12:39Comments(0)荷重

スノボレッスン最終回



1月からスタートした「ナイターレッスン会」も5回目を数えて、
先日遂に、「スノボレッスン最終回」になりました。


相変わらず賑わっている「いいづなリゾートスキー場」は、この時も車がいっぱい。
みんな、結構滑りに来ていますね。





ゲレンデの状況も最高です。

寒さに冷えた雪が締って、見るからにかなりの固さです。
「こりゃー、転んだら痛いぜっ」と身も心も縮まりますが、
逆に考えるとポジション練習には最適。
過度な荷重や板の動かし方はダイレクトに反応が得られるので、
やっぱりこういう状況での練習は上達には欠かせませんね。

私も、ケツの穴をしっかり締めて滑りましたよっ。(笑)









「さぁ、今日は何を教えて欲しいですか?」

参加者に聞きました。


「スムーズにカービングターンをする方法!」


なるほど~。
それを教えてもらいたという希望ですか?


って言うか、ソレ

「逆に俺が教えてもらいたいわーーー!」

はい。もう何十年も滑っていますけど、
未だにそんな滑りは出来てませんよっ。わたし。(汗)

しかし、本人の希望ならばしょーがない。

「じゃあ、どうすればスムーズなターンになるのか?その基本をしっかり復習しましょう。」

自分で言うのもなんですが、我ながら上手いまるめ込み方です。


ええ。インストラクターとしては、
やっぱり、いかに相手を納得させるかの話術も身に付けていなければなりません。

そうなのです!
この話術を身につける為に、
夜な夜な街に繰り出してドリンク一杯に¥1000払う覚悟も、インストラクターには絶対必要なのです!!





「まず、どうしてターンになるのか?
そのスノーボードのメカニズムって知ってる?」



「・・・。」


「じゃあ、荷重ってやるよね?
なんで荷重するのか分かるかな?」



「・・・。」



「そもそも、「スノーボードってどんなスポーツか?」
と聞かれれば何て答える?
例えばさ、サッカーなら「ボールを蹴るスポーツ」だし、水泳なら「泳ぐスポーツ」じゃん?
一言で言ってみて?」




「・・・・・。」



今回も、空に星が輝く静かな夜でした。
ナイターの明かりがとてもキレイなオレンジライトいいづなです。



分かった!
滑るスポーツ!



おぉ~。
良くわかったね、エライエライ。



実はこの、
「スノーボードスポーツの本質」を知らないままに滑っている人が結構いるんですねー。

そりゃー、いくら練習したってなかなか上達しませんよ。
だって、どんなスポーツなのか分からないんですから~。(笑)


という事は、
これが分かるだけでも、なかりスムーズなターンになっちゃうんですね。

はい。とにかく滑ればいいので。


そんな基本的な事を中心に、予定レッスン時間の1時間30分をオーバーしながら、
みっちりトレーニングをしました。

・ターンに必要な動作とは?
・荷重方法は二つある
・関節を動かす為に必要なこと
・どうすればバランスが良くなるのか?
・角付けとエッジングの方法
・自然の中で運動するということは?

などなど・・・。



今回が、スノボナイターレッスンの最後だったので、
私が持っている全てのコツを曝け出してレッスンしちゃいました。

「頼むから、俺の話を聞いてくれーーー!って感じに。



たぶん参加者は、
間違いなく消化不良を起こしているでしょうね。(笑)



ほんと、楽しいレッスン会でした!
(自己満足)

  


2012年02月24日 Posted by おやじインストラクター at 17:07Comments(0)レッスンの模様

スムーズなターンをする為に



ウィンターシーズンも後半になりましたが、
滑りの調子はいかがですか?

この信州では、「もう、いらない!」ってくらいの雪があるので
まだまだ楽しい季節は続きそうですが、
早くも来シーズンモデルが発表されていますね。

各メーカーでも、試乗会などを開いてニューモデルをアピールしています。
私も、注目の板をちょっと覗いて来ました。






さて。

前回は超直球で「上達するためのコツ」をお伝えしましたが、
きっと中には、「本を読んだけどイマイチ良く分からない」って人もいるんじゃないでしょうか?

という事で今回は、
「ターンをスムーズに行う方法」を伝えようじゃあ~りませんか。


「フロントサイドのターンが、キュー!っとなってスピードが出ちゃう」とか、
「バックサイドの時に、逆エッジになりそうで恐い」とか、
なかなかスムーズなターンが出来ない人は必見です!(笑)


まず、ターンをする為にあなたがやるべき動作は
「重心移動」
になります。

これがないと、ターンのそのもの自体が出来にくいんですね。

だから、
「前足の方に体重を乗せて」とか、
「ターン内側へ重心を移動して」なんて本には書いてあるワケです。


そこであなたは、
よし分かった!重心移動をしなきゃいけないんだな?」と練習するけど、
実際にやってみると、上手く出来ない。

で、
「バカヤロー!本を読んだって上達しないじゃないか!(怒)」と、
私にクレームを言い、迷惑メールを送りつけ、帰り道に待ち伏せして不幸の手紙を渡そうと
秘かに企んでいるかも知れませんが、それだけはヤメテください。お願いですっ。


確かに、スムーなズターンをする為には、
本に書いてあるような「重心移動」が必要なのですが、
実はもっと簡単に重心移動する方法があるんですね!

それは何か?と言うと、コレ。




「曲がりたい方向に指をさせ!」

です。


はぁ?またこのオジサン、変なこと言っちゃっちゃてるぜ・・・



よく、駅のホームで見かけませんか?
列車が出発する前に駅員が指差し確認をしているところを。

そう、アレです。
あの要領で、自分が曲がりたい方法を先に指をさして見て欲しいんですね。

そうするとどうなるのか?

なんと、スムーズなターンが出来ちゃうんですよ!マジで。


またまた~。そんなに簡単に出来るわけないじゃん。
だって、そんな直ぐに出来ちゃったら苦労してないぜ。こんなにも。



だからー。

あなたが苦労しないで上達出来るようにこのおやじが、
何じゅう年も掛けて身に付けてきた「コツ」を教えてるんですって。

はい。ギュウと詰まっているワケです。あんな事もこんな事も。
もう、濃縮還元100%のリンゴジュースより濃いワケですよ。
あの富山ブラックのラーメンスープよりさらに、「うわぁ、しょっぱ!」みたいに。


という事で、
取り合えずこの「指差しターン」を試してみてください。
きっと、「げっ。マジで!?」になりますから~。



うん?なになに?

「指をさしながらのターンなんか格好悪いからヤダ!

だって?


何を言ってるんですか、もう。


この動きは、ゲレンデでは誰もやっていない動きですよ。
って事は、ある意味

「誰もまだ知らない最新テクニック!」って事じゃないですか。

どうです?
そんな最新テクニックを使って注目を浴びたくないですか?
「遂に現れる、ゲレンデ鉄子さん!」みたいな。

「はい、2番ホームからカービングターン出発しま~す。
白線の内側にお下がりください!」
って感じに。


最高ーです!!(笑)  


2012年02月20日 Posted by おやじインストラクター at 13:33Comments(0)重心移動

マジで上達したいなら



今回は、直球でお伝えしたいと思います!


「どうすれば、上手くなれるのか?」を。


シーズンも既に半分過ぎてしまって、
残りあと何回滑れるか分からない中、
あなたを一気に上達に導く方法を教えようじゃありませんか!

もう、回りくどい事は言わないので、
真剣に私の話を聞いてください!(キリッ)


いいですか?



行きますよ?



準備はOKですか?


もう、早く言え!!


ごっごめんなしゃい。
どうも歳を取るとクドクなってイケマセンね。


じゃあ、マジで行きますよ!




「上手くなりたきゃ本を読めーーー!」

以上です!!(キッパリ)


はぁ?またこのオジサン変なこと言ってるよ。
それだけで上手くなるワケないでしょ!



おっ。逆ギレですか?

まぁいいでしょう。
あなたが怒りたくなる気持ちも分かりますんで(笑)


では、なぜそれだけで上達出来るのか、
その理由をお伝えしましょう。


すっごく簡単に言いますと、
上達しないのは、次のどれかが不足しているからなんですね。


「あなたに足りなりモノ」

1、知識

2、経験

3、知識+経験



この3つの内、どれかが足りないから、
なかなか上手く滑れないんです。

そーです。
初心者さんはこれが全て足りないから初心者さんで、
私たちの様なインストラクターが上手く滑れるのは、
この全てを持っているからなんですね。


でも、
「上手くなりたい!」って頑張っている人だっているじゃん。
それはどうなのよ?



私の経験上で言うと、
圧倒的に知識不足の人が多いデス。

そう、「サイドスリップって何?」みたいな人もいるんですね。
マジな話。


例えば、
カービングターンがなかなか出来ないって人がいるじゃないですか?

その人に、
「じゃあ、どんな運動をするとカービングターンになるか知ってる?」
って聞いても答えは、


わかんなぁ~い。


それじゃ、いくら練習をしたって無理だよねーって感じです。

いやだから、
「それを教えて欲しいからスクールに入っているんジャン!」
って言うのも分かるんです。

でも。

高いお金を何度も払って教えてもらう前に、
もっと簡単に安く教えてもらう方法があるでしょ?

しかも。

何回も教わる事が出来て、
いつでも都合がイイ時に勉強できる方法があるでしょ?

それが、

「本を読むこと」

って事なんです。


だって、
私たちが教える事は、ほとんどそこに書いてありますから~。


そして、
「読んでみたけど、身体の動かし方が良く分からない」って時に、
実際にスクールに入って教えてもらうワケですよー。手取り足取り。

そうすれば、自分の知りたい事が確実に分かって、
さらに上達のスピードも早くなるってことになります。



なになに?
どんな本をいいのか分からないって?


それはハッキリ言うと、

「どれでもイイ!」です。


「初心者の・・・」とか、
「絶対上達する・・・」とか書いてあるヤツならば。


例えばコレとか、




コレでも




イイんですね。


なぜなら、あなたに足りないのは、

「基本的な知識」なんです。

だから、どんな本を買っても間違いなく書いてありますので。



という事で、
今すぐ本屋さんにダッシュして、
気に入った本を買って読んでください。

後は、それを練習するだけです。


あっ、もし本を読んで分からない事があったら
「おやじ相談室」をドンドン利用してくださいネ!(笑)
  


2012年02月14日 Posted by おやじインストラクター at 16:34Comments(0)トレーニング方法

出来ないんです・・・



昨日、第3回目の「ナイターレッスン会」を開催しました。


今回はスノーボードレッスンで、参加者は1名。

夜空に星が輝くキレイな夜でしたが、
晴れた分だけとっても寒い!

私の体感温度で言うと、マイナス20度はありましたね。
南極で木村拓哉もビックリするくらいに寒かったですよっ。マジで。







「じゃあ、何を教えてもらいたいの?」

「カービングターンです!」

と、こんなやり取りでスタートしました。


参加者に聞いてみると、
スノボ歴はすでに5年以上で、一応はどんな所でも滑れるらしいのですが、
未だにカービングターンが出来ないとの事。

どうしても、ドリフトターンになってしまうので、
そこを今回は教えて欲しい!とやってたそうです。



「そっかー。、今まで色々と練習していたんだね?
で、どんな練習をしていたの?」



「え~。エッジにしっかり乗るとかぁ、
こう、身体をしっかり向けて行くとかぁ~・・・」



「ふ~ん。そーなんだ。
じゃあ、ちょっと聞くけどさ。そもそも、
どうやったらカービングターンになるのか知ってる?」



「・・・。」


「カービングターンを作る要素ってあるんだけど、
それって何か知ってる?」




「・・・・・。」


「3つの事が出来ていないとカービングにならないんだけど、
その3つって聞いたことがあるかな?」



「・・・・・・・・・・・。」


星空が輝く静かな夜に
さらに静寂が広がりました。


そこで私、

「それじゃ、いくら練習したってカービングターンが出来るわけねぇーだろ!」

と、静寂の中に怒号をぶちかます所でしたが、
ここは何とか堪えましたよっ。

危ない、危ない。



「あのさ~。料理って作った事ある?
例えば、カレーを作るとするじゃない。
そうすると、材料って必要でしょ。ジャガイモとか人参とか。
あと、肉とかカレー粉ともないとカレーにならないよね。。
あっ、俺は肉は豚バラが好きだから牛とかブロックとかは使わないんだけど。」


相変わらずの静寂は続いていたが、
わたしの語りは止まりません。


「だから、カレーを作るにはカレーの材料が必要なワケだよね。
実は、カービングターンにも「コレとコレとコレ」という動作がないと
どんなに頑張ったって出来ないんだよ。
カレーを作りたいのに、シチューの素入れちゃったらシチューになっちゃうでしょ?
って言うか、微妙な料理になるかも。カシチューみたいな。
いや、セカチューは良かったぜ!あれで俺、長澤まさみのファンになったモン!」



静寂が続いていたと思ってら、
ドン引きしていたかもしれない参加者は、
それでも何となく納得はしていた様子。


という事で、

「カービングターンを作る3つの要素」の一つ。

「角付け」を中心に練習しました。


どうやら、
初めてやることだったみたいでしたが、
なかなかイイ感じに滑っていましたね。

「難し~」とか言いながら。


でも、レッスンの終わりには、

「今まで、全然意識した事がなかった事だからまだ上手く出来ないけど、
これからはコレを練習していく!」

って意気込んでいましたけど。




ウィンターシーズンも既に半分を過ぎて、
このナイターレッスン会も残り何回出来るか分りませんけど、
色んな事をドンドン覚えて、
ぜひ思い通りのターンが出来るようにがんばってくださいな。


あなたの参加を待っていますよ!(笑)
  


2012年02月09日 Posted by おやじインストラクター at 20:01Comments(0)レッスンの模様

なぜ、身体が動かないのか?



上手にターンをしていく為には、
まずは、身体を思う通りに動かすことが重要です。

膝を曲げたり、足首を曲げたり、上体をターン方向に向けて行ったり。
特に最近では、「股関節を曲げる」なんていう身体の使い方も多くしますね。

そうターンとは、
主に下半身の「関節を曲げたり伸ばしたり」しながら、
作っていく運動なんですね。時には上体も使って。


でも、あなたの身体は動かない!

いや、動こうとしているんだけど、
「身体が言うことを聞いてくれないんだー!」って
半分涙目になりながら訴えているかもしれません。

どうして、私の身体は思い通りに動かないのか?と。



彼氏が言うことを聞いてくれないと、
「泣く」「すねる」「ダダをこねる」というも使えるかも知れませんが、
雪の上ではそれは役には立ちません。

子供が言うことを聞かなければ、
「怒る」「怒鳴る」「もっと怒鳴る」の技を使い、
夫が言うこと聞かなければ、
「顔を見ない」「話をしない」「ご飯を作らない」という
禁断の手まで出して聞かせようとする女性が多いようですが・・・。

ココで、お願いがあるんです。女性の皆さま!

どうか、どうか優しくしてくださいっ。男性に。
決して、
「何回言ったら分るの!」とか、
「そのくらい自分でやってよ!」とか、
「いい加減にして!!」などと、
大きな声では言わないで欲しんです。
男だって、優しく接してく欲しんですよっ。(男性意見代表)

日本男性すべての味方、おやじ、おやじインストラクターです!!
↑キャッチフレーズ




では、
どうしてあなたの身体は、あなたの言う事を聞いてくれないのか?

その答えを教えましょうー。

それは、




「身体に力が入っているから」


です!


それが答えなの?


はい、これが答えです!


なになに?
「どうして力が入ると身体が動かないのか」って?

それは私に聞くまでもなく、
ちょっとテストしてみれば分かりますね。


という事で、身体の簡単てすとー!


まず。
右手を前に出して、
力こぶを作ように肘を曲げてみてください。

サン、ハイ!

誰もが簡単に腕が曲がると思います。


じゃあ今度は、
その肘に思いっきり力を入れながら曲げてみてください。

このヤロー!ってくらい肘に力を入れたまま。


どうです?
曲げ易かったですか?


当たり前ですが、曲げにくいです。

そりゃーそーですよ。
だって、力が入っているんですから


という事で、
膝や足首や股関節も一緒。
力が入っていると曲がりにくいんです。

なので、身体を思う通りに動かすために必要なのは、

「全身の力を抜く」

って事がとっても大切なんですね


だから、滑るときはコレ。

「だらだらしながら」

ぐだ~ってなりながら滑ってください。


実は得意だったりしません?
ぐだ~ってなるのは。(笑)


はい、男性諸君!
だから、女性には文句を言われるようです。
ぐだ~ってなっているから。

例え自分の家でも、シャキッとしなければなりません。

ツライことですが・・・(汗)。


うん?
「力を抜いて滑ったらスピードが出るじゃん。
どうやってブレーキを掛けるのか」

って?

なるほど~。
確かに、それも言えるかも知れません。


が。

実は、そこが大きな間違いなのです。

えっ?
なぜ、間違いなのかって?

そのお答は、長くなるのでまた次回に。



では、今回の教訓!


「だらだらするのはゲレンデだけにしろ!」



男性諸君、お互いがんばりましょうーネ。  


2012年02月05日 Posted by おやじインストラクター at 19:19Comments(0)身体の使い方