バッチテストのポイント
だんだんと自由自在に滑れるようになってくると、
「自分がどこまで滑れているのか?」というレベルを知りたくなりますよね?
そうなったら、一度「バッチテスト」に挑戦してみるのもイイかも知れません。
って言うか、ぜひチャレンジしてもらいたい!私としては。
基本、スノーボードって自己満足の世界ですが、
しかし、そんな中でも「これじゃあ、自己満足すら出来ない」って状況もあるんです。
さて、それはどんな時でしょうか?
この状況をイメージしたら、
きっと誰もが「そーだよな」と深く納得すると思うんです。こんなおやじの言う事にも。
それは何かと言うと、
「たった一人で滑っている状況」です。
いっつもいっつも。
どうです?
楽しいですか?(笑)
例えあなたが、孤独なロンリーハートを持っていても、
一人でスノボに行って、一人で滑って、一人で食事して、一人で帰るなんてしていたら、
淋しくてもうヤダ!ってなると思うんです。
私なんかもう号泣ですよ。号泣。
目から滝の様な涙が流れて、あぁ~あぁー川の流れのよぉーにぃ~です。
そしてもしかしたら、
ウサギの様になってしまうかも知れません。
「ウサギはねー、淋しくなると死んじゃうんだからー!」
でも、バニーは好きです。ガールの方ですけどっ。
話を戻して。
で、どうしてバッチテストに挑戦して欲しいかって言うとですね、
それは、
「仲間に教えること出来るから」
なんです。
そーです。
もう、一人で滑りに行く必要な無いんです。
「ねぇ、今度一緒にスノボ行かない?」
「うん。いいけど、私まだやった事がないんだ・・・。」
「大丈夫だよ。私が教えてあげるから~」
なんて、例え初心者さんがいても、
一緒に楽しむことだって出来るんですよ。
はぁ~?ちょっと言っている意味が良く分かんない?
私、人に教えられるほど上手じゃないよ。
うんうん。その気持ちも良く分かりますが、
実は、人に教えられるって言うのは
「上手い」か「下手」かではないんですねー。
じゃあ、なんなのよ!
下手なら教えられないじゃん!!
いいえ、大丈夫です!
「人に教えられる」って事は、実は
「どれだけ理解しているか」って事なんですね。
なので、この「理解をする為に」バッチテストがとっても役に立つんですね。
例えば、バッチテスト1級を受けるとします。
SAJなら3種目、JSBAなら4種目。
その中での滑り方は、
「こういうやり方でターンをしてください」って言うのが、
ハッキリ決まっているんです。
JSBAのバッチテスト、ショートターンの場合は次の通りです。
滑り方 → ベーシックカーブショート
斜面は → 中斜面 約10mX100m 程度
ポイント→1、確実な雪面グリップ
2、安定したスピードのコントロール
3、タイミングの合った上下運動
4、左右均等なターン弧
そして、あなたはとってもキレイなターンで滑って来た!
でも、結果はダメだった・・・。
えっ。何で!?って感じです。
どうしてか?って言うと、
どんなにキレイなターンで滑ってきても、
「この滑り方で滑って下さい」という決められた滑り方に合っていなければ合格点は出ないんです。
ラーメン屋に行って「味噌ラーメン」を頼んだのに、
かつ丼が出てきた!みたいな。
「ふざけるなー!俺が注文したヤツと違うじゃないかー!!」って。
なので、バッチテストに挑戦すると、
求められている滑りがどういうものなのか?
を勉強する事になるんですね。
だから、当然その滑り方を理解しなきゃならなくなるので、
結果、人に教えられると。
バッチテストに挑戦するって事は、
自分のレベルを知る事も出来るし、
滑り方の理解も深まるし、
人に教える事も出来るなんておまけもついて来ちゃうんですよー。
ネっ、イイと思いませんか?
という事で、
ぜひあなたもバッチテストにチャレンジしてみてください。
さらに、もっとイイおまけも付いてきますから~。
それは、挑戦した人だけのお楽しみです!(笑)