スノボレッスン最終回
1月からスタートした「ナイターレッスン会」も5回目を数えて、
先日遂に、「スノボレッスン最終回」になりました。
相変わらず賑わっている「いいづなリゾートスキー場」は、この時も車がいっぱい。
みんな、結構滑りに来ていますね。

ゲレンデの状況も最高です。
寒さに冷えた雪が締って、見るからにかなりの固さです。
「こりゃー、転んだら痛いぜっ」と身も心も縮まりますが、
逆に考えるとポジション練習には最適。
過度な荷重や板の動かし方はダイレクトに反応が得られるので、
やっぱりこういう状況での練習は上達には欠かせませんね。
私も、ケツの穴をしっかり締めて滑りましたよっ。(笑)


「さぁ、今日は何を教えて欲しいですか?」
参加者に聞きました。
「スムーズにカービングターンをする方法!」
なるほど~。
それを教えてもらいたという希望ですか?
って言うか、ソレ
「逆に俺が教えてもらいたいわーーー!」
はい。もう何十年も滑っていますけど、
未だにそんな滑りは出来てませんよっ。わたし。(汗)
しかし、本人の希望ならばしょーがない。
「じゃあ、どうすればスムーズなターンになるのか?その基本をしっかり復習しましょう。」
自分で言うのもなんですが、我ながら上手いまるめ込み方です。
ええ。インストラクターとしては、
やっぱり、いかに相手を納得させるかの話術も身に付けていなければなりません。
そうなのです!
この話術を身につける為に、
夜な夜な街に繰り出してドリンク一杯に¥1000払う覚悟も、インストラクターには絶対必要なのです!!
「まず、どうしてターンになるのか?
そのスノーボードのメカニズムって知ってる?」
「・・・。」
「じゃあ、荷重ってやるよね?
なんで荷重するのか分かるかな?」
「・・・。」
「そもそも、「スノーボードってどんなスポーツか?」
と聞かれれば何て答える?
例えばさ、サッカーなら「ボールを蹴るスポーツ」だし、水泳なら「泳ぐスポーツ」じゃん?
一言で言ってみて?」
「・・・・・。」
今回も、空に星が輝く静かな夜でした。
ナイターの明かりがとてもキレイなオレンジライトいいづなです。
「分かった!
滑るスポーツ!」
おぉ~。
良くわかったね、エライエライ。
実はこの、
「スノーボードスポーツの本質」を知らないままに滑っている人が結構いるんですねー。
そりゃー、いくら練習したってなかなか上達しませんよ。
だって、どんなスポーツなのか分からないんですから~。(笑)
という事は、
これが分かるだけでも、なかりスムーズなターンになっちゃうんですね。
はい。とにかく滑ればいいので。
そんな基本的な事を中心に、予定レッスン時間の1時間30分をオーバーしながら、
みっちりトレーニングをしました。
・ターンに必要な動作とは?
・荷重方法は二つある
・関節を動かす為に必要なこと
・どうすればバランスが良くなるのか?
・角付けとエッジングの方法
・自然の中で運動するということは?
などなど・・・。
今回が、スノボナイターレッスンの最後だったので、
私が持っている全てのコツを曝け出してレッスンしちゃいました。
「頼むから、俺の話を聞いてくれーーー!」って感じに。
たぶん参加者は、
間違いなく消化不良を起こしているでしょうね。(笑)
ほんと、楽しいレッスン会でした!
(自己満足)